イタズラなkiss作者さんはなぜ亡くなったの?原因を知ってショック。。

多田かおる先生の訃報を聞いた時はとてもショックでした。
何故なら多田先生の作品は、
生きる喜びに満ちあふれている作品が多いからです。
その先生が、若くして亡くなるなんて全く信じられませんでした。
一息入れようと体を起こしたらテーブルに頭をぶつけてしまい、
それで脳出血を起こして亡くなった、と後に追悼記事などで知りました。
これを知った時、故人に対して大変失礼ながら、ドジだなぁ、と思ってしまった私もいます。
と同時に、単行本の巻末などにある「友人から見た多田かおる」的な記事で、
「彼女のマンガの主人公は彼女そのもの」と異口同音で語られていたのを思い出しました。
そうです。
多田作品の主人公達はいつも元気で愛情と生命力に満ち溢れ何事にも一生懸命。
だけど、とんでもなく、ドジ。
悲しいのですが、
「多田かおるさんらしいドジだなあ」
と、妙に納得できてしまいました。
だけどやっぱり切ない。切なすぎます。
最愛のご主人と6歳の息子さんを残して。
あと1~2巻で完結したであろう最大の代表作を、幸せな結末を書き切らずに残して逝ってしまいました。
一番悔しいのは先生ご本人のはずです。
倒れられた時の先生の悔しさを思うと、本当に悲しくて、辛い。。。
先生の享年を越え自分の子供も6歳を過ぎた今、自分の人生と重ねてみて尚更そう思います。
正直に言うと、未だに多田作品、とりわけ絶筆となったイタズラなkiss23巻は読むのがとても辛いんです。
しかも23巻の最後は妊娠疑惑発覚という、最高に幸せになる直前の1コマで終わっているのだから。
多田先生の作品に触れ、先生の事を思う時、
悔いのないように一生懸命生き抜かねばならないと諭され励まされます。
私にとって多田かおるとはあらゆる意味でも「元気の源」です。
今も、これからも。
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